ニジェール軍事政権、追放されたバズーム大統領の逃亡計画を阻止したと発表

ニジェールの軍事政権は木曜日、クーデターで追放されたモハメド・バズーム大統領が3カ月近く拘留された後、隣国ナイジェリアへ逃亡しようとした深夜の逃亡の試みを阻止したと発表した。

軍事政権によると、バズーム氏は木曜午前3時ごろ、家族と家事職員2名とともに逃亡する予定で、警備協力者の協力を得て、ニジェールの首都ニアメ郊外まで移送するための交通手段を手配したという。 同省は声明で、「外国勢力に属する」ヘリコプター2機でナイジェリアまで飛行すると付け加えた。

軍事政権の報道官は「国防軍と治安部隊の迅速な対応により、我が国を不安定化させるこの計画を阻止することができた」と述べ、「主犯とその共犯者の一部が逮捕された」と付け加えた。
バズーム氏の行方はすぐには分からない。

追放されたナイジェリア指導者はまだ大統領を辞任していないが、軍事政権が7月27日に同指導者を打倒して以来、自宅軟禁されていた。

8月、バズームさんは同意を得てCNNに送ったテキストメッセージで、捕虜らにより隔離され、電気も通さずに保管され、乾いた米やパスタを食べることを強制されていたと述べた。
同月下旬、軍事政権はバズーム氏を「大反逆罪」で訴追するために「必要な証拠を集めた」と述べた。

ニジェールの西側および地域同盟国からの圧力にもかかわらず、軍事政権は権力を維持してきた。

先週、米国はバズーム氏の追放をクーデターとして正式に宣言する一方で、資金提供を含むニジェールへの支援プログラムを保留すると発表した。

軍事支配者らは、国の安全保障上の問題と低迷する経済を理由にバズームを打倒したと述べた。

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