北京(AP通信)-日本の工場活動と中国のサービス産業の成長鈍化を受けて、木曜日のアジア株式市場はほぼ下落した。
上海、香港、ソウルは減少した。東京が勝った。原油価格は小幅下落した。
米国政府が第2四半期の経済成長予測を依然として堅調な水準に引き下げたことを受け、ウォール街の指標となるS&P500指数は水曜日、0.4%上昇した。
公式データによると、7月の日本の工場活動は前月比2%縮小した。一方、中国のサービス産業の調査では、7月の活動は鈍化したが、依然として拡大していることが示された。
「事態はさらに悪化する可能性がある。しかし、市場はこの一連のデータからそれほど安心することはなさそうだ」とINGのロブ・カーネル氏はレポートで述べた。
上海総合指数は0.5%下落して3,122.37となり、東京市場の日経平均株価は0.6%上昇して32,517.23となった。香港のハンセンは0.1%未満下落し、1万8469.05ドルとなった。
ソウルのコスピは0.4%高の2,548.87、シドニーのS&P-ASX 200指数は0.1%未満下落して7,293.30となった。ニュージーランドとジャカルタは下落したが、シンガポールは上昇した。
6月までの3カ月の中国経済成長率は前期比0.8%と、1─3月期の2.2%から低下した。輸出は縮小し、小売支出は低迷している。
SPIアセットマネジメントのスティーブン・イネス氏はリポートの中で、最新の指標はアジア最大の経済が「決定的に成長」していないことを示唆していると述べた。 「これらの数字は市場を十分に安心させるものではないかもしれない。」
ウォール街では水曜日、S&P500指数は4,514.87まで上昇した。今年のピークだった7月からは下がったが、それでも2023年の最初の8か月では17.6%上昇した。
ダウ工業株30種平均は0.1%高の3万4890.24ドルとなった。ナスダックは0.5%上昇し1万4019.31となった。年間では34%近く上昇している